dynabookが長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術などを駆使した「エンパワーテクノロジー」を搭載。第11世代 インテル® Core™ プロセッサーのTDP(熱設計電力)を従来の最大15Wから最大28Wへ増加させ、CPUのパフォーマンスアップを実現。大きな負荷がかかる高画質動画の編集やアクションゲーム、高精細写真の現像、多数のアプリを併用する作業まで、あなたがノートPCでしたいことをスムーズにかなえることができます。
Gシリーズは、熱流体解析活用によるシステムレベルでの冷却を検討。筐体底面のラバーフットで排熱した空気が再び戻って吸気されるのを防ぎ、冷却効率を向上させています。さらに、筐体内部における吸気と排気の流れを可視化し、筐体の表面温度や部品温度などを検証しながら冷却システムを最適化するなど、dynabookが培ってきた軽薄・放熱技術が生かされています。
dynabookのエンパワーテクノロジーにより高いパフォーマンスを発揮するインテル® Core™ プロセッサーに加え、高速メモリ、高速ストレージを搭載し、高速処理&高速描画を実現。各種編集作業から複数アプリの併用作業まで、サクサク快適に使えます。
第11世代 インテル® CPUの中でも、より性能の高いインテル® Core™ i7とインテル® Core™ i5 プロセッサーを搭載。「インテル® Iris® Xe」という強力な3DCG能力を備えたグラフィックスエンジンも内蔵しており、画像処理も高いパフォーマンスを発揮します。
〈比較検証〉
第11世代 インテル® Core™ i7-1195G7とインテル® Core™ i7-1165G7で測定
【CPU性能ベンチマーク】SYSmark25総合スコア
実用しているアプリ(Officeや動画編集ソフトなど)を実行し、リアルに基づいて測定
第11世代 インテル® Core™ i7-1195G7は、インテル® Core™ i7-1165G7比で、
CPU性能は約1.1倍にアップ
高速メモリDDR4-3200を搭載。また、デュアルチャネルで装着されているので、第11世代 インテル® Core™ プロセッサーの高性能を存分に引き出します。
高速PCIe規格対応のストレージ搭載で、データの読み書きが速く、OSやアプリの起動・終了やスリープ状態からの復帰もスピーディ。多数のアプリを使う作業も快適に行えます。
オンライン会議などをしていると、気になってくるのが周囲の環境ノイズや声の聞き取りやすさです。電話の着信音が鳴ったり、入力しているタイピングの音がうるさかったり。Gシリーズは、「AIノイズキャンセラー*7」でこの問題を解決。人の声や環境ノイズなどの5億のサンプルデータを学習したAIによって声と環境ノイズを識別し、環境ノイズ成分を除去。相手に自分の声をクリアに届けます。さらに、相手の音声についても環境ノイズ成分を除去し、声を聞き取りやすくします。加えて、サイレンや自動車のクラクションなどの突発的な環境ノイズも除去できるなど、より快適にオンライン会議が行えます。
オンライン会議・授業中に、キー操作ですばやくマイクミュートの切り替えが可能。家族に突然話しかけられたり、くしゃみが出そうになった場合など、ワンタッチでミュートできます。また、ミーティングアプリによってマイクミュートの方法が違っていても、このキー操作さえ覚えていればミュートの切り替えができるので便利です。
持ち歩く機会が増えるほど、移動中や作業中のさまざまな衝撃や振動に耐える頑丈さが求められます。Gシリーズは、さまざまなシミュレーションから得られるデータを生かして本体構造を徹底的に見直し、剛性をアップしました。その結果、世界でも厳しい品質基準として知られるアメリカ国防総省制定「MIL規格(MIL-STD-810G)」に準拠した9項目の耐久テストをクリア*13。そのテスト内容は、76cmの高さから各面、辺、角の26方向から落として動作確認を行う落下テストをはじめ、さまざまなシーンでのトラブルを想定した過酷なものであり、Gシリーズの確かな堅牢性を証明しています。
粉塵(じん)を6時間吹き付け続けるテスト(MIL規格準拠)
※写真はGシリーズではありません。
《 クリアした耐久テスト 》
各面、辺、角の
26方向から76cm落下
6時間にわたって
細かい粉塵を吹き付け
高度4,572m相当の
気圧まで減圧
30〜60℃の環境下で
24時間×7サイクル
-20℃の環境下で
テスト
-20℃〜60℃の温度変化を
6時間
前後・左右・上下の
各軸1時間の振動テスト
6方向×3回、
計18回の衝撃を与える
24時間×3サイクル
照射テスト(太陽光を模した光)
Gシリーズは、PCでの映像体験にもこだわりました。高輝度で色鮮やかな13.3型SHARP製 IGZO*3液晶を搭載。広視野角液晶により、斜めからでも見やすくなっています。また、太陽や蛍光灯の下でも映り込みを抑えるノングレア(非光沢)タイプなので、オープンカフェなど日中の屋外でも画面が見やすく、調べものをするのにも快適です。あわせて液晶画面の三辺狭額縁化をすすめ、高い画面占有率と、よりコンパクトなボディを実現。家や、外出先、アウトドアなど、さまざまなシーンで、美しい写真・映像を画面により集中してお楽しみいただけます。
独自のアルゴリズムを採用し、映像を解析して質感や輝きを実物に近づけて再現できる超解像技術*15も搭載。AQUOSレコーダー*16に録画した番組や放送中の番組を家の好きな場所で楽しめる「TVコネクトスイート*17」上の映像を、より自然で美しい画質で楽しめます。
ステレオスピーカーに加え、多くの映画に採用されているDTS社高音質化アプリ「DTS Audio Processing」を搭載。深みのある低音やクリアで立体感のあるオーディオを体感できます。オンラインライブなら臨場感あふれるサウンドにつつまれ、より集中して楽しめます。オンライン会議なら、参加者の音声がクリアに聞き取れます。また、「DTS Audio Processing」は、音楽、映画、ゲームなどコンテンツに応じた音響効果や臨場感を楽しむこともできます。
狭額縁液晶を採用するなど、Gシリーズは高密度実装技術を駆使して約306mm(幅)×約210mm(奥行)のコンパクトなボディに仕上がりました。バッグなどにもスルッと収まり、また新幹線や航空機の折りたたみテーブルなどでも作業が可能。さらに、朝から晩まで使える約24時間*2のバッテリー駆動を実現。日帰りの旅行や出張でたっぷり使ったり、移動中にSNS向けの動画編集を時間を気にせず行うこともできます。
これまでノートPCづくりで培ってきた充電制御技術を取り入れた「お急ぎ30分チャージ*12」を搭載しました。わずか30分の充電で、バッテリー駆動時間の約40%を充電できます。お出かけ前や会議・授業の合間のちょっとした空き時間を利用して30分充電すれば、半日程度は使用可能。お昼休みにサッと充電して、午後の外出に備えることもできます。また、バッテリーの状態をソフトウェアで監視し、一定量になるまでは大電流を供給して充電時間を高速化。以降は段階的に電流を下げて充電を続けることにより、スピーディに充電しながらもバッテリーを長持ちさせることが可能です。
dynabookがこれまで培ってきた高密度実装技術、堅牢化技術といった設計技術を結集しました。たとえば、液晶には薄型のSHARP製IGZO*3液晶を、ボディ素材には軽量で剛性も高いマグネシウム合金を採用。さらに、液晶の狭額縁化に加え、部品やコネクタ配置を最適化することで設置面積を0.1mm単位で調整して軽量化を追求。強度を犠牲にすることなく、13.3型ボディで軽さ約888g*11、薄さ約17.9mmを実現しました。仕事や学校、友人との集まり、旅行などにも気軽に連れ出せるのはもちろん、移動中の電車や飛行機などでも、その高性能を活用することができます。
Windows Hello対応の生体認証機能である赤外線顔認証*14を搭載。赤外線センサーと可視光センサーを一つにまとめた小型赤外線顔認証センサー*14を独自に開発してディスプレイ上部の狭いスペースに組み込みました。人肌と一般的な印刷インクや人形などに使われる樹脂では赤外線の反射率が異なることを利用して、写真や絵による「なりすまし」を防止します。また、通常のカメラによる顔認証*14は、暗い場所や、明るくても蛍光灯などが映り込む場所ではフラッシュなどをたいて認識率低下を防ぎますが、赤外線はそのような眩しい照明が不要のため、眩惑のわずらわしさがありません。サインインは、あなたの顔を画面に向けるだけ。パスワードを入力するわずらわしさがなく、外出先でもパスワード漏えいのリスクが軽減するので安心して使えます。さらに、スピーディな認証が可能となり、すぐに作業をはじめられます。