メインコンテンツに移動
  1. dynabook.com
  2. dynabook Day 2018 ~未来を考え、創り、拡げる~
  3. 「デジタルトランスフォーメー ションを加速するモバイルエッジコンピューティング②」最先端技術を活用した ソリューション
セミナー

「デジタルトランスフォーメーションを加速するモバイルエッジコンピューティング②」
最先端技術を活用したソリューション

東芝クライアントソリューション株式会社モバイルエッジコンピューティング推進部 副部長 熊谷 明
東芝クライアントソリューション株式会社
モバイルエッジコンピューティング推進部 副部長 熊谷 明

フィールドワークの働き方改革、デジタルトランスフォーメーションをどのように実現すればよいのでしょうか?東芝クライアントソリューション株式会社の熊谷は「それには、ハイパワーなコンピューティングパワーをあらゆる現場へ提供しなくてはなりません」と提言し、モバイルエッジコンピューティングの活用を提言しました。

エッジコンピューティングにモバイル技術を組み合わせた新たなコンピューティング概念であるモバイルエッジコンピューティング。キーデバイスである「dynaEdge DE100」、メガネ型ウェアラブルデバイス 「インテリジェントビューアAR100」、現場の働き方イノベーションに貢献する作業支援アプリケーション「Vision DE Suite」などを組み合わせて、活用します。

Vision DE Suiteは、「ビューア機能」、「遠隔支援機能」、「録画機能」の3つの基本機能を備えています。ビューア機能は、インテリジェントビューアAR100で作業をしながら、電子マニュアルなどのデータを閲覧するものです。

熊谷は「これからも、Vision DE Suiteは先進の機能を取り入れて、進化していきます」と言い、「音声操作、セキュリティ強化、タスクフローマネージメント機能、さらにARマニュアル、オブジェクト認識を活用した機能強化を計画しています」と続けました。

音声でデバイスを操作するための音声認識技術はスマートフォンなどで身近な技術となっていますが、インテリジェントビューアAR100との組み合わせによって作業者の負担を軽減できます。
「音声認識が特に役立つのは、両手が塞がっているときです。音声でVision DE Suiteを操作すれば、常にハンズフリー作業ができるようになり、作業効率の向上が望めます」

「デジタルトランスフォーメーションを加速するモバイルエッジコンピューティング②」最先端技術を活用したソリューション

セキュリティ強化は、社外での利用に欠かせないものです。dynaEdge DE100に搭載されている指紋センサーにより利用者特定が可能、さらにデバイス管理やユーザー管理、顔認証などにも取り組んでいます。

熊谷は、作業工程管理タスクフローマネージメントを「フィールドワークにおける働き方イノベーションをさらに加速するもの」として紹介しました。例えば「若手フィールドエンジニアのミスを減らしたい」と考えている作業管理者がいるとします。dynaEdge DE100と現在開発中のVision DE Suiteを導入すれば、作業管理者は管理コンソールにて、事前にフィールド作業者のための作業内容と手順を記載したタスクフローを作成し、作業者に割り当てることにより、作業者は割り当てられたタスクフローに従って正確に作業を行うことができるようになります。

ARマニュアルは、作業者の視界に、操作手順を重ねて表示するものです。テキストと絵や写真で説明していた従来の手順書と異なり、ARマニュアルはエンジニアが操作すべき場所に矢印などを重ねて表示することで、分かりやすく伝えられます。

オブジェクト認識は、作業者が見ているモノを認識する機能です。対象物の異常や設定ミスを自動判定でき、判断基準の統一と作業品質向上につながります。

続いて技術パートナー様の中から、東芝情報システム株式会社SIソリューション事業部 商品企画部 部長 野瀬克紀様より、同社の取り組みについてご紹介いただきました。製造業のお客様を多く抱える東芝情報システム株式会社様では、「人材不足、特に熟練工などの人材が不足している」という悩みをお客様から聞くといいます。

その解決策として東芝情報システム株式会社が提案しているのが、モバイルエッジコンピューティングでした。すでに、本部のセンターと作業現場との間で映像と音声を共有しての作業が実現しています。

その上で新たに取り組んでいるのは、「完全ハンズフリー、多言語対応、AR」とのことです。電柱の上など危険な場所での作業は、すべて音声で操作し、両手はフリーにしておくことは作業効率、安全の面でも重要です。また外国人労働者に対応するため多言語で操作できること、熟練工でなくても確実に作業するためのARに取り組んでいるといいます。

さらに今後はAIを用いた品質チェック、RPA*を用いた保守現場での作業の自動化、データの暗号化などの情報セキュリティの強化にも取り組んでいると紹介しました。

  • *RPA(Robotic Process Automation)とはロボットによる業務自動化

最後に野瀬様からは「パソコンをポケットに入れて活用する時代が来ました。モバイルエッジコンピューティングのさらなる拡大、活用を進めていきたいと考えています」と期待の言葉をいただきました。

「今後も進化し続けるテクノロジーとの組み合わせで、限りない発展性を秘めているモバイルエッジコンピューティング。働き方改革を近視眼的に捉えるのではなく、将来のビジネスを見据え、新たに具体化してくる課題についても、パートナー各社様とも連携し、ソリューションとして発展させてまいりたいと考えております」(熊谷)

  • ※ 記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

基調対談・セミナー一覧


上に戻る