DynabookのWindowsデバイスが、学びのポートフォリオ構築と有効活用を促進。
子どもたちの学びと気づき、先生の授業づくりをサポートし、文部科学省が目指す主体的・対話的で深い学び“アクティブ・ラーニング”を実現します
東京学芸大学 森本 康彦 教授
GIGAスクール構想の発表から4年が経過し、小・中学校だけでなく、高等学校のすべての子どもたちが自分専用の一人一台のデバイスを携帯し、当たり前のように学びのツールとして使いこなすようになりました。
学校の教室での授業だけでなく体育館や校庭でも、持ち帰って家庭でも使って学んでいます。校外活動の社会見学や修学旅行先でも大活躍ですし、放課後の部活動では動画を撮ってチームで共有しながら教え合いをしている様子をよく目にします。今や、子どもたちにとって、新しい文房具になったのです。しかし、使うことは目的ではなく手段です。
ですので、この新しい文房具は、子どもたちがいつでもどこでも学びに集中できるように、安全に持ち運べて、サクサク動き、安心して使うことができなければなりません。
アプリケーションを動かすための従来のPCというよりは、いつも携帯し必要なときに学習教材にアクセスしたり、活動の様子を写真や動画に撮ったり、友達や先生とオンラインで話したり、自分の学びを振り返ったりするスマートフォンのようなものと考えるとイメージしやすいと思います。
タブレットPCとノートPC両方の機能が使い分けできるデタッチャブルPCで、早い時期からキーボード操作に慣れ親しんでおくことも重要です。日常的に使っていくと、たくさんの学びの記録がeポートフォリオ(学習データ)としてクラウド等に貯まっていき、いつでもどこでも活用することができるようになります。
デバイスを使わない授業の中でのプリントやノート、作品や実技の様子なども写真や動画に撮って、それを指差しながら仲間と議論して協働的に学びあったり、自身で学びを振り返ったりすれば、それはeポートフォリオを活用した学びそのものです。
日々蓄積されたeポートフォリオは、個の学びの足跡になり、子どもがどう成長したかを実感できるので、個別最適な学びの学習評価を可能にしてくれます。