最新CPUのパワフルな処理能力も、本体内部の熱を効果的に排出しなければ、パフォーマンスダウンを避けられません。Rシリーズは、dynabookが長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術などを駆使した「エンパワーテクノロジー」を適用。その効果により、第13世代 インテル® Core™ プロセッサーのハイパワー*7(PBP 28W)を持続させ、実力を最大限に引き出します。大きな負荷がかかる4K動画の編集やデジカメで撮影した高精細写真のRAWデータの書き出し、オンラインミーティング、多数のアプリを併用する作業まで、あなたがノートPCでしたいことをスムーズにかなえます。
高密度実装技術と本体内部の熱を効果的に排出する小型かつ高効率のダブル冷却ファンを搭載。さらに、2本のヒートパイプを左右に分けて配置することで、よりパワフルに持続する高性能を実現。また、筐体内部における吸気と排気の流れを可視化し、筐体の表面温度や部品温度などを検証しながら冷却システムを最適化するなど、dynabookが培ってきた軽薄・放熱技術が生かされています。
Wファン&Wヒートパイプ 冷却システム
CPUのハイパワーを最大限に引き出すWファン&Wヒートパイプ。左右のファンの回転数を変えて共振を防止することで静音も実現しており、音が気になる場所でも安心して作業ができます。
インテル®が認証する、新次元の高品質ノートPCの証、それが「インテル® Evo™ プラットフォーム」。インテル®との共同開発や実証実験などにより、最高のノートPC体験を提供することを目的として、ハイレベルな数々の要件(基準スペック)が設定されています。R9は、最新要件をすべて満たし、Evo対応PCとして認証されました。パームレストに貼られる「インテル® Evo™ プラットフォーム」ブランドのロゴは、すべての方により快適なPC体験をお約束する証です。
Evo対応PCであるR9は、12コアが動作する第13世代 インテル® CPUと高速LPDDR5メモリによる卓越したパフォーマンス*7、素早い起動や応答性、2way 4speakersによるすぐれたサウンド、長時間バッテリー駆動、高い拡張性などを実現。4K動画編集からオンラインミーティング、ゲームまで、あなたのやりたいことが、より快適に、よりスムーズに行えます。
CPUには、第13世代 インテル® Core™ プロセッサー「Pシリーズ」を搭載。12コア16スレッドで動作し、ハイパワー時に動くコア数と省電力時に動くコア数を効率よく割り振ることで、高性能と省電力の両立を実現します。また、「インテル® Iris® Xe」という強力な3DCG能力を備えたグラフィックスエンジンを内蔵しています。
第13世代 インテル® Core™ プロセッサーのPシリーズは、大小異なるCPUコアを1つのCPUに搭載しています。パフォーマンスコア(高性能コア、Pコア)は、従来同様のCPUが処理してきた役目を果たし、もう一方の高効率コア(低消費電力コア、Eコア)は、マルチスレッド処理に特化したコアで、主にバックグラウンドタスクなどを処理。OSのバックグラウンドタスクはEコアで処理し、ゲームやクリエイティブ作業のようなハードなタスクはPコアで処理することで、高いパフォーマンスを発揮することができます。たとえば、下記のイラストが示すように、料理長(ディレクター)が指示を出し、重たい作業を料理人チーム(パフォーマンスコア)に、軽い作業を料理人見習いチーム(高効率コア)に割り振ることで、高い成果(高性能と省電力の両立)を実現します。
「パフォーマンスコア」と「高効率コア」が、
使用状況によって切り替わって動作するため、
高性能と省電力の両立を実現!
料理長(ディレクター)が指示出しをするから、
処理が速い!
高速メモリ「LPDDR5-4800」を搭載。従来のLPDDR4規格よりも高速にデータアクセスでき、デュアルチャネルにも対応しており、第13世代 インテル® CPUのハイパフォーマンス*7を存分に引き出します。また、R9には大容量32GBメモリを搭載。マルチタスクでも余裕をもって対応できます。
高速PCIe規格対応のストレージを搭載。データの読み書きが速く、OSやアプリの起動・終了やスリープ状態からの復帰もスピーディ。多数のアプリを使う作業もストレスなく快適に行えます。
オンラインミーティング中に、家電の稼働音やタイピング音といった環境ノイズまで拾ってしまい、相手がこちらの声を聞き取りにくいことがあります。dynabookは、「AIノイズキャンセラー*19」でこの問題を解決。人の声や環境ノイズなどの5億のサンプルデータを学習したAIが声と環境ノイズを識別し、環境ノイズ成分を除去。相手に自分の声をクリアに届けます。また、相手の音声についても環境ノイズ成分を除去し、声を聞き取りやすくします。さらに、サイレンや自動車のクラクション、電話の着信音などの突発的な環境ノイズも除去できるなど、より快適にオンライン通話やオンラインミーティングが行えます。
オンラインミーティングやオンライン授業中に、キー操作ですばやくマイクミュートの切り替えが可能。家族に突然話しかけられたり、くしゃみが出そうになった場合など、ワンタッチでミュートできます。また、ミーティングアプリによってマイクミュートの方法が違っていても、このキー操作さえ覚えていればミュートの切り替えができるので便利です。
持ち歩く機会が増えるほど、移動中や作業中のさまざまな衝撃や振動に耐えうる頑丈さが求められます。Rシリーズは、さまざまなシミュレーションから得られるデータを生かして本体構造を徹底的に見直し、剛性をアップしました。その結果、世界でも厳しい品質基準として知られるアメリカ国防総省制定「MIL規格(MIL-STD-810H)」に準拠した10項目の耐久テストをクリア*16。そのテスト内容は、76cmの高さから各面、辺、角の26方向から落として動作確認を行う落下テストをはじめ、さまざまなシーンでのトラブルを想定した過酷なものであり、Rシリーズの確かな堅牢性を証明しています。
粉塵(じん)を6時間吹き付け続けるテスト(MIL規格準拠)
※写真はRシリーズではありません。
《 クリアした耐久テスト 》
各面、辺、角の
26方向から76cm落下
6時間にわたって
細かい粉塵を吹き付け
高度4,572m相当の
気圧まで減圧
30〜60℃の環境下で
24時間×7サイクル
-20℃の環境下で
テスト
-20℃〜60℃の温度変化を
6時間
湿度95%の環境下で
10日間テスト
前後・左右・上下の
各軸1時間の振動テスト
6方向×3回、
計18回の衝撃を与える
24時間×3サイクル
照射テスト(太陽光を模した光)
衝撃に強く壊れにくいマグネシウム合金を採用。
加工性に優れ、パーツなども細部まできれいに作れるので、シンプルで美しいデザインにも貢献します。
誤って水やコーヒーなどをキーボードにこぼした場合に備え、キーボード下に配置した防水フィルムでPC内部への水の浸入を遅らせる構造を採用。作成中のデータを保存して安全にシャットダウンするまでの時間を確保できるので、電源ショートなどを起きにくくし、PC本体の損傷を防ぐことをめざしています。
Rシリーズは、モバイルノートとして、設計段階からさまざまなシミュレーション技術や高密度実装技術を駆使して部品の形状や配置を最適化しています。さらに、使用時に起こりうるさまざまなリスクを想定し、厳しい評価基準を設け、徹底した品質テストを実施。それが、長く快適に使い続けられる高品質につながっています。
さまざまなコンテンツを映し出す液晶には、色鮮やかで明るく、斜めからでも見やすい高輝度・高色純度・広視野角液晶を搭載。太陽光や蛍光灯の下でも映り込みが少ないノングレア処理も施しています。Officeファイルの編集や写真・動画の閲覧なども、場所を選ばず作業ができます。
テレワークやリモート授業などPCと接する時間が増え、目へのリスクにつながるブルーライトを気にされる方が増えています。また、本来は夜間に浴びないブルーライト(日中は太陽光が放出)を浴びることで、一日を周期とする体内時計のリズムに狂いが生じ、睡眠障害などにつながる可能性もあると言われています。Rシリーズは、最新のEyesafe® 2.0/RPF® 50認証を取得。ソフトウェアではなくハードウェア(液晶パネル)自体がブルーライトを低減するので、画面の色が黄色くなるなど色味が不自然に変わることがありません。PCメガネの着用やブルーライトカットフィルムを画面に貼る必要もなく、ブルーライトによる目へのリスクを軽減します。
※画面は、効果をわかりやすくしたイメージです。
PCのディスプレイやスマホなどから放出されるブルーライトは、眼への健康に影響を及ぼすリスクがあると言われています。Eyesafe®は、ドイツの第三者認証機関であるテュフ・ラインランド*14が定めたブルーライト放出に関する安全指標で、世界的に有名な検眼医や眼科医に認められています。また、Eyesafe®認証の要件は、米国国家規格協会(ANSI)および国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)によって開発された国際規格およびガイドラインに準拠しています。Rシリーズは、認証要件がより厳しくなったEyesafe® 2.0をクリアしています。
Eyesafe® 2.0では、新たに液晶ディスプレイのブルーライト放出保護係数(RPF®:ラディアンス プロテクション ファクター)という概念を導入。これはブルーライト低減のレベルを示す指標で、RPF® 35以上ならEyesafe® 2.0認証を取得できます。RPF®は、日焼け止めクリームなどで皮膚の保護度合いを示すSPF(サン プロテクション ファクター)と似ており、数値が大きいほど目に対する保護が強化されます。Rシリーズは、RPF® 35を超えるRPF® 50の認証を取得しており、目へのリスクをより軽減させることができます。
高音用の2スピーカー(ツイーター)をキーボード面に上向きで配置し、低音用の2スピーカー(ウーファー)を底面に配置した2way 4speakersを搭載。力強い低音域からクリアな高音域までナチュラルなサウンドを再現します。さらに、筐体内のわずかな隙間を活用してスピーカーボックスの容量を可能な限り最大化することで、低音の強化と大音量を実現。また、細部までチューニングして、音こもりを感じさせず、大音量でもひずみの少ない音を再現します。
映画館で採用されている立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」は、3次元空間の中に音を定位、移動させることで、リスナーを包み込むような臨場感あふれる立体音場空間を創出。2way 4speakers(R9)やステレオスピーカー(R8)でこれを最大限に再現できるようチューニングしました。ネット動画などのエンターテインメントや、オンライン通話などのコミュニケーションでは、人の声の音量・音質が向上して聞き取りやすくなり、その場にいるような臨場感が楽しめます。「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」対応コンテンツとして人気の映画やゲームも続々登場。動画配信サービスのNetflixでも、一部作品が「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」音声でのストリーミング再生に対応。自宅にいながら本格的なサウンド環境でお気に入りの映画を楽しめます。
気軽に持ち歩けるだけではありません。Rシリーズは、朝から晩まで使える約24時間*3*18の長時間バッテリー駆動を実現。日帰りの旅行や出張でたっぷり使ったり、移動中にSNS向けの動画編集をすすめたり、出先での議事録のまとめも時間を気にせず集中して行うことができます。急な外出、長時間に及ぶミーティングでも、安心して作業を続けることができます。
これまでノートPCづくりで培ってきた充電制御技術を取り入れた「お急ぎ30分チャージ*15」を搭載。30分の充電で、バッテリー駆動時間の約40%を充電できます。また、バッテリーの状態を監視しながら、一定量になるまでは大電流を供給して充電時間を高速化。以降は段階的に電流を下げて充電を続けることにより、バッテリーを長持ちさせることができます。
Rシリーズには、dynabookがこれまで培ってきた高密度実装技術、堅牢化技術といった設計技術を結集。強度を犠牲にすることなく、14.0型ボディで軽さ約940g*2*17、薄さ約15.9mmを実現しました。さらに、機能的で美しいデザインを追求。たとえば、丸みのついたバックデザインは、手に取る際に持つべきところを自然に意識できるのでカバンへの出し入れがしやすく、フォルムの造形美も際立たせています。プライベートのお出かけや旅行、出張などにも気軽に持ち出して、その高性能を活用することができます。
衝撃に強く壊れにくいマグネシウム合金を採用。
加工性に優れ、パーツなども細部まできれいに作れるので、シンプルで美しいデザインにも貢献します。
指紋認証モジュールを電源スイッチに搭載しました。PCを起動すると同時に指紋認証*20が行われるため、そのままWindows 11へサインイン。ユーザーは、指紋認証*20を意識せずに、高いセキュリティを確保できます。また、パスワードによるロック解除のわずらわしさがなく、パスワードの漏えいリスクも軽減します。
Rシリーズは、液晶ディスプレイを180度開いたFlatスタイルが可能です。対面の相手に画面を見せたいときは、パタンと倒せばスピーディーに画面を見せることができます。家族や友人と画面を共有しながら休日の計画を立てたり、仕事やゼミの資料をみんなで作成するときなどグループワークにも便利です。また、映り込みが少ないとされるノングレア・広視野角液晶なので、どちら側から見ても見やすさが変わりません。さらに、対面相手からより見やすいように、表示画面の向きを逆にすることも可能。Ctrl + Alt + ↑ ↓ の操作で簡単に、いつでも何度でも表示の向きをクルッと変えられます。
AIを使って顔を検出し、補正をかけたり調整したりすることで、カメラ映りを最適化します。たとえば、お部屋の様子が映り込んでしまわないよう、AIが背景を自動でぼかしてくれたり、お好みの画像に差し替えてくれたり。逆光などで顔が暗くなってしまう環境でもAIが明るさを自動補正してくれます。オンライン通話での悩みを、AIがスマートに解決します。
カメラ正面に映し出されているユーザー以外を背景とみなし、それをプリセット画像やPC内のお好みの画像に差し替えたり、ぼかすことで、お部屋が映り込んでしまう不安を軽減できます。
逆光や照明条件がよくない状態で映ったカメラ映像に対し、極力背景の細部の表示を維持しつつ、顔領域を明るくして画面映りを改善します。また、ユーザーの顔位置を検知し、つねにユーザーが画面正面、かつ一定距離に映るよう補正し、見切れてしまうことを回避します。
明るさ自動補正
顔位置自動調整
通常のPCでは、暗号化されたデータと暗号化の「鍵」の両方をSSD/HDDに保存しています。TPMセキュリティチップを搭載するPCでは、暗号化されたデータがSSD/HDD上の仮想ドライブに保存され、暗号化の「鍵」は専用チップで厳重に保管されます。万が一、SSD/HDDを抜かれ別のPCでアクセスされても「鍵」が取り出せないため解読は困難です。
電源投入時のBIOSパスワード、SSD/HDD内のデータを保護するHDDパスワード、さらにWindowsシステム起動時のサインインパスワードの3つの個人認証が設定可能。この3重の守りでPCへの不正アクセスを防止します。