dynabookが長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術などを駆使した「エンパワーテクノロジー」を適用。第12世代 インテル® Core™ プロセッサーのパフォーマンスを最大限に引き出します。大きな負荷がかかる高画質動画の編集やアクションゲーム、デジカメで撮影した高精細写真のRAWデータの書き出しや多数のアプリを併用する作業まで、あなたがノートPCでしたいことをスムーズにかなえることができます。
Vシリーズは、小型ダブルファン冷却システムを開発して搭載。さらに、筐体内部における吸気と排気の流れを可視化し、筐体の表面温度や部品温度などを検証しながら冷却システムを最適化するなど、dynabookが培ってきた薄・軽・放熱技術が生かされています。
dynabookのエンパワーテクノロジーにより高いパフォーマンスを発揮する第12世代 インテル® Core™ プロセッサーに加え、高速LPDDR5-5200メモリ、高速ストレージを搭載し、高速処理&高速描画を実現。各種編集作業から複数アプリの併用作業まで、サクサク快適に使えます。
CPUには、ハイパフォーマンスとモバイル性能を調和させた第12世代 インテル® Core™ プロセッサー「Pシリーズ」を搭載。12コア16スレッドで動作し、ハイパワー時に動くコア数と省電力時に動くコア数を効率よく振り分けることで、ハイパワーと省電力の両立を実現します。また、「インテル® Iris® Xe」という強力な3DCG能力を備えたグラフィックスエンジンを内蔵しています。
第12世代 インテル® Core™ プロセッサーのPシリーズは、大小異なるCPUコアを1つのCPUに搭載しています。Performanceコア(高性能コア、Pコア)は、従来同様のCPUが処理してきた役目を果たし、もう一方のEfficientコア(高効率コア、Eコア)は、マルチスレッド処理に特化したコアで、バックグラウンドタスクなどを主に処理します。この複合コアにより、OSのバックグラウンドタスクはEコアで処理し、ゲームやクリエイティブ作業のようなハードなタスクはPコアで処理することで高いパフォーマンスを発揮することができます。
第12世代 インテル® Core™ プロセッサー(Pシリーズ)は、第11世代 インテル® Core™ プロセッサーに比べ、パフォーマンスが約1.7倍に向上しています。
〈比較検証〉
第12世代 インテル® Core™ i7-1260P、
第11世代 インテル® Core™ i7-1195G7で測定
【ベンチマーク】 CINEBENCH R23によるスコア
第12世代 インテル® Core™ プロセッサー Pシリーズは、第12世代 インテル® Core™ プロセッサー Uシリーズに比べ、パフォーマンスが約1.4倍。より高性能を求めるなら、Pシリーズがおすすめです。
〈比較検証〉
第12世代 インテル® Core™ i7-1260P、
第12世代 インテル® Core™ i7-1255Uで測定
【ベンチマーク】 CINEBENCH R23によるスコア
「パフォーマンスコア」と「高効率コア」が、
使用状況によって切り替わって動作するため、高性能と省電力の両立を実現!
CPUの進化に合わせて登場した先進メモリ規格、LPDDR5-5200対応のメモリを搭載。デュアルチャネルにも対応し、第12世代 インテル® Core™ プロセッサーの高性能を存分に引き出します。大容量のファイル転送や動画編集作業もよりスムーズにこなすことができます。
高速PCIe規格対応のストレージを搭載。データの読み書きが速く、OSやアプリの起動・終了やスリープ状態からの復帰もスピーディ。多数のアプリを使う作業もストレスなく快適に行えます。
オンラインミーティング中に、家電の稼働音やタイピング音といった環境ノイズまで拾ってしまい、相手がこちらの声を聞き取りにくいことがあります。dynabookは、「AIノイズキャンセラー*17」でこの問題を解決。人の声や環境ノイズなどの5億のサンプルデータを学習したAIが声と環境ノイズを識別し、環境ノイズ成分を除去。相手に自分の声をクリアに届けます。また、相手の音声についても環境ノイズ成分を除去し、声を聞き取りやすくします。さらに、サイレンや自動車のクラクション、電話の着信音などの突発的な環境ノイズも除去できるなど、より快適にオンライン通話やオンラインミーティングが行えます。
オンラインミーティングやオンライン授業中に、キー操作ですばやくマイクミュートの切り替えが可能。家族に突然話しかけられたり、くしゃみが出そうになった場合など、ワンタッチでミュートできます。また、ミーティングアプリによってマイクミュートの方法が違っていても、このキー操作さえ覚えていればミュートの切り替えができるので便利です。
画面が360度回転するコンバーチブルPCは、ヒンジに負荷がかかりやすく、またタブレット使用時はキーボード面が接地するなど、一般のクラムシェル型のノートPCに比べて、より堅牢性が求められます。Vシリーズでは、さまざまな部位の強度アップを図るためにシミュレーションを実施するなど、気兼ねなく使える強さを追求。アメリカ国防総省制定「MIL規格(MIL-STD-810G)」に準拠した、落下テストをはじめとする9項目の耐久テストを実施してクリア*16しています。
粉塵(じん)を6時間吹き付け続けるテスト(MIL規格準拠)
《 クリアした耐久テスト 》
各面、辺、角の
26方向から76cm落下
6時間にわたって
細かい粉塵を吹き付け
高度4,572m相当の
気圧まで減圧
30〜60℃の環境下で
24時間×7サイクル
-20℃の環境下で
テスト
-20℃〜60℃の温度変化を
6時間
前後・左右・上下の
各軸1時間の振動テスト
6方向×3回、
計18回の衝撃を与える
24時間×3サイクル
照射テスト(太陽光を模した光)
使用時に起こりうるさまざまなリスクを想定し、厳しい評価基準を設け、徹底した品質テストを実施。それが、長く快適に使い続けられる製品づくりにつながっています。
タッチ対応の高輝度・高色純度・広視野角・フルHDのSHARP製IGZO*4液晶を搭載しました。文字も、画像も、映像も、くっきり美しく再現します。色鮮やかなのはもちろん、広視野角液晶により、上下左右からの視野角を確保しているので、斜めからでも見やすくなっています。家で、外出先で、アウトドアで、好きなコンテンツを、より美しい画質で楽しめます。色域も広く、クリエイティブ作業にも対応。タッチパネル付きなので、MonitorスタイルやTabletスタイルでは指先でよりスムーズにストレスなく操作できます。また、省電力のIGZO*4液晶は、長時間バッテリー駆動にも貢献しています。
軽くてコンパクトでどこへでも連れ出して使いたくなるVシリーズ。さまざまな環境で使うことを考慮して光の反射を抑えて、目にやさしいノングレア液晶を採用。太陽光や蛍光灯の下でも映り込みが少なく見やすいので作業もはかどります。
独自のアルゴリズムを採用し、映像を解析して質感や輝きを実物に近づけて再現できる超解像技術*20も搭載。AQUOSレコーダー*21に録画した番組や放送中の番組を家の好きな場所で楽しめる「TVコネクトスイート*22」上の映像を、より自然で美しい画質で楽しめます。
ヨーロッパの高級車にも採用されている*19harman/kardon®ステレオスピーカー。Vシリーズでは、専用のスピーカーユニットとスピーカーボックスをハーマンインターナショナル社と共同開発しました。低音域の再現性を高めるためにボックス容量を大きく確保したのはもちろん、バスレフの形状や空気の流れまで最適化したバスレフ構造を採用。さらに、ボディのコンパクト化に貢献するよう、スピーカーの設置方法も工夫しました。軽くてコンパクトなボディながら、力強い低音域から繊細な高音域まで豊かで迫力のあるサウンドが楽しめます。また、映画やゲームの音声だけでなく、オンラインミーティングでも相手の声が聞き取りやすくなるよう、人の声の周波数帯域をフラットに設計しています。
映画館で採用されている立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」は、3次元空間の中に音を定位、移動させることで、リスナーを包み込むような臨場感あふれる立体音場空間を創出。「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」対応コンテンツでなくても音のクオリティがアップ。とくに、ネット動画などのエンターテインメントや、オンライン通話などのコミュニケーションでは、人の声の音量・音質が向上して聞き取りやすくなり、その場にいるかのような臨場感が楽しめます。「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」対応コンテンツとして人気の映画やゲームも続々登場。動画配信サービスのNetflixでも、一部作品が「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」音声でのストリーミング再生に対応。自宅にいながら本格的なサウンド環境でお気に入りの映画を楽しめます。
Vシリーズは、メインマシンとして使えるパワフルな性能を外出先でも十分に発揮できるよう、バッテリー駆動の長時間化を追求しました。高密度実装による省電力設計、第12世代 インテル® CPUやメモリ、ストレージの省電力化、高容量リチウムポリマーバッテリーの採用、それらのチューニングの最適化などにより、バッテリー駆動約22時間*3を実現。一日じゅう外に持ち出したり、日帰りの旅行や出張でも安心です。移動中やミーティング、電源の取れないカフェなどで、バッテリー残量を気にせず、たっぷりと作業ができます。
これまでノートPCづくりで培ってきた充電制御技術を取り入れた「お急ぎ30分チャージ*15」を搭載。30分の充電で、バッテリー駆動時間の約40%を充電できます。外出前はもちろん、会議や授業の合間など、ちょっとした空き時間を利用して30分充電すれば、半日程度は使用可能。お昼休みにサッと充電して、午後の外出に備えることもできます。また、バッテリーの状態をソフトウェアで監視し、一定量になるまでは大電流を供給して充電時間を高速化。以降は段階的に電流を下げて充電を続けることにより、スピーディに充電しながらもバッテリーを長持ちさせることができます。
13.3型で軽さ約979g*2、薄さ約17.9mm。薄くて軽くてコンパクトだから、どこへでもストレスなく持ち歩くことが可能です。趣味のイベントや競技会場に連れ出して、お気に入りのキャラクターや選手を撮影したり、参考になる技術をメモしたり、活用の場が広がります。
Windows Hello対応の生体認証機能である赤外線顔認証*18を搭載。人肌と一般的な印刷インクや人形などに使われる樹脂では赤外線の反射率が異なることを利用して、写真や絵による「なりすまし」を防止します。これからは、画面に顔を向けるだけで簡単にサインイン。指紋認証のようにキーボード面を自分側に向ける必要もなく、パスワードを入力するわずらわしさもありません。パスワード漏えいのリスクも軽減します。
13.3型の大画面だから、被写体の細部まで確認しながら撮影できます。撮った写真を拡大して、ディテールを確認したり、写真に写り込んだ不要物もペンと対応アプリを使えば簡単に取り除けます。付属のペンは筆圧感知レベル4,096*14に対応するので、繊細さが求められるレタッチ作業をすることも可能。仕上がった写真はSSDに素早く保存したり、メールやクラウドで仲間と共有することもできます。
通常のPCでは、暗号化されたデータと暗号化の「鍵」の両方をSSD/HDDに保存しています。TPMセキュリティチップを搭載するPCでは、暗号化されたデータがSSD/HDD上の仮想ドライブに保存され、暗号化の「鍵」は専用チップで厳重に保管されます。万が一、SSD/HDDを抜かれ別のPCでアクセスされても「鍵」が取り出せないため解読は困難です。
電源投入時のBIOSパスワード、SSD/HDD内のデータを保護するHDDパスワード、さらにWindowsシステム起動時のサインインパスワードの3つの個人認証が設定可能。この3重の守りでPCへの不正アクセスを防止します。
AIを使って顔を検出し、補正をかけたり調整したりすることで、カメラ映りを最適化します。たとえば、お部屋の様子が映り込んでしまわないよう、AIが背景のみを自動でぼかしてくれたり、逆光などで顔が暗くなってしまう環境でもAIが明るさを自動補正してくれたり。オンライン通話での悩みを、AIがスマートに解決してくれます。
背景ぼかし
カメラ正面に映し出されているユーザー以外を背景とみなし、それをぼかすことで、お部屋が映り込んでしまう不安を軽減できます。
明るさ自動補正
逆光や照明条件がよくない状態で映ったカメラ映像に対し、極力背景の細部の表示を維持しつつ、顔領域を明るくすることで、画面映りを改善します。
顔位置自動調整
ユーザーの顔位置を検知し、つねにユーザーが画面正面、かつ一定距離に映るよう補正し、見切れてしまうことを回避します。